青森市出身で千葉県在住の現代美術作家・花田伸さん(57)がこのほど、東京・銀座の「OギャラリーUP・S」で作品展「ゆらぎの位相-新たなる景色のために-」を開いた。

 花田さんは高校で国語を教える傍ら、創作活動を行っており、1997年以降、毎年銀座で個展を開催。アクリル絵の具や墨に水しぶきを掛けて、偶発的な模様をつくる特殊な技法を使う。

 今回展示したのは淡い青色を中心とした46点。これまで描いてきた球形・球状を壊し、雲にも見える独特の模様が空間に浮遊している。

 花田さんは「季節によって、湿気によって、思わぬ模様ができる。一つとして同じものはなく、絵に教えられる」と話していた。