弘前市の中舘庸子さんが、10月1日まで東京・国立新美術館で開かれている新制作展に、ナイロンチュールを重ね合わせた透明感のあるタペストリー「チュール・タピ」の作品「ポインセチア」を出品し入選した。

 ポインセチアは、中舘さんが15年ほど前にも好んで取り組んだ題材。「花の形と葉の形が好きで、その組み合わせが落ち着く」という。

 幅165センチ、長さ250センチの作品の表と裏に、青と黒の色違いのバックレースを使い赤など暖色系の花と、青、緑と変化する葉を微妙にずらしながら重ねた。中舘さんは「見る角度によって色もデザインも変わる。作品の表と裏からその変化を楽しんでほしい」と話していた。