青森市出身の對馬文夫さん=東京都国立市在住=がこのほど、東京都中央区銀座のギャラリー「スペースQ」で個展を開き、「東日本大震災を記録に残したかった」という「ゴメ(鴎)が哭(な)く」「祈る」など16点を展示した。

 對馬さんは浪岡高校長を退職後、東京の県学生寮長を6年間、務めた。この間、武蔵野美大で日本画を学んだ。昨年の第51回県美術展覧会「県展2010」でグランプリに輝いている。

 今年の県展に出品する予定の「蠢(うごめ)く」は、ねぶたや立ちねぷたなど青森の思い出が題材。對馬さんは「青森を離れて、もう10年になる。ふるさと青森の象徴として描いた」と話していた。