青森市出身で千葉県在住の高校教師花田伸さん(55)がこのほど、東京・銀座の藍画廊で絵画展「水底のエトランゼ」を開いた。

 花田さんは高校で国語を教える傍ら、創作活動を行っており、1997年以降、毎年銀座で個展を開催している。今回出品したのは淡い青色を中心とした球状で構成された抽象画など15点。墨やアクリル絵の具に水しぶきを掛けて、偶発的な模様をつくるという特殊な技法を使った作品も。「気温や乾き具合によって模様も変わってくる」という。

 どの作品も独特の浮遊した空間を形成しており、雪国のイメージにも重なる。花田さんは「見る人それぞれが作品を受け止めてほしい。私としても誰も見たことがないものをつくりたかった」と話す。