弘前市出身の画家工藤絵里子さん(38)=さいたま市在住=が、東京・銀座の月光荘画室で個展を開いた。今年の二科展特選に輝いた「城下煎餅屋Ⅰ」のほか、旅行で訪れたスペイン、チュニジアでの風景を題材にした「スペインの料理人」(2007年二科展入選)、「チュニスのメディナ」(09年同)など、アクリル画の大作8点、小品17点を展示している。

 弘前市の三浦煎餅店や天満宮などふるさとを題材に描いた作品も多く、明暗による奥行き感と温かみを感じさせるクリアな色使いが特徴。工藤さんは「自分が愛情を感じた物、感動した物を表現した。見た人がそれぞれの感情でストーリーを感じ取っていただければうれしい」と話している。