青森市出身の對馬文夫さん(69)=東京都国立市在住=がこのほど、国立市のコートギャラリー国立で個展を開き、青森をテーマにした日本画約30点を展示した。

 對馬さんは浪岡高校長を退職後、東京の県学生寮長を務める傍ら、武蔵野美大で日本画を学んだ。今年の第51回県美術展覧会「県展2010」ではグランプリに輝いた。本県の麻布などをつぎはぎした「ぼろ」を題材にした作品は、豊かな色合いの中に郷愁を感じさせた。ぼろについて「幼少時代のにおいが思い出され、色彩もコラージュもきれいだ」と言う。白神山地を描いた作品は大木の生命力を表現。「常に郷土愛を持って制作活動をしている」