佐井村出身の服飾デザイナー鹿島桃子さん=福井県在住=がこのほど、東京・銀座のアートギャラリー銀座で、古着を現代風のジャケットなどにリメークした刺し子創作展を開いた。

 明治、大正、昭和時代の着物を使って、コート、パンツ、ブラウス、バッグなどを製作。丹精込めて着物を織り上げた先人の息遣いと温かさが伝わってくる。佐井村消防団の消防着がコートに生まれ変わり、帯の中に入っていた布がタペストリーとしてよみがえった。また、明治時代の和紙を使って籠や盆にして、柿渋で染め上げた作品も。「古着は丈夫で温かみがあり、癒やされる。次の世代にも残していきたい」と話している。