青森市出身の画家佐藤善勇さん=東京都在住=がこのほど、東京・新宿の紀伊國屋画廊で絵画展を開いた。

 ヨーロッパや北海道・小樽などの風景画40点を展示。「ありし日の冬の小樽運河」は、30年ほど前に現地に行ってスケッチしたものを作品にした。停泊している船を囲むように倉庫や工場が並び、遠方に山々が連なっている。懐かしい風景には叙情があふれている。「単なる風景ではなく、人間の生活や息遣いを表現した」という。

 イタリアやフランスの作品は、小高い丘から望む古い街並みを描いた。どれも鮮やかな色使いだ。「人のにおいがする風景を探すために歩き続けたい」と話している。