弘前市出身で東京都在住の古川武彦さん(61)が、このほど東京・上野の都美術館で開かれた第三回現代日本彫刻作家展(現代日本彫刻作家連盟主催)に本県関係で唯一、出品した。

 出品した三点のうち「遊」は母と子二人がシーソーのようなものに乗り、仲むつまじい様子を表現。「樹・空」「遊・樹」の二点は、材料に深浦町の埋もれ木を使っており、女性が自然とたわむれている。ともに幻想的で、ほのぼのとした優しい雰囲気が漂う。

 「自然と人のつながり」をテーマに創作活動している古川さんは「彫刻の醍醐味(だいごみ)は空間。見た人にこの空間を楽しんでほしい」と語る。来年二月には弘前市で展示会を開催する予定だ。