七戸町出身で千葉県在住の画家成田朱希さんが、東京・八重洲の不忍画廊で、故大島哲以さん(愛知県出身)、作田富幸さん(山形県出身)とともに三人展「幻視ノ貌」を九日まで開催した。

 三人展は六年ぶりで、成田さんは油彩、鉛筆画約十点を展示。少女の妖艶(ようえん)な姿をとらえた作品が特徴だ。赤色を効果的に使っているが「赤は生命力、血、エロスなどを表す色」(成田さん)という。

 「スカートの下の劇場」は、少女の鋭いまなざしに吸い込まれそうな作品だ。自ら創作意欲をかき立てるため、作品の題名を決めてから絵を描くという成田さん。「強烈な少女像を描き続けたい。また、二年前に出産した娘をいつか題材にしたい」と話す。