青森市の書家・鎌田雨溪さん(60)がこのほど、東京・銀座の鳩居堂画廊で書作作陶展を開いた。

 鎌田さんは3年に1度銀座で個展を開催しており、その理由について「毎年開くと同じような作品を並べるだけになる。作風を多少変化させるには一定の時間が必要」と話す。

 今回は書作21点と茶わん25点を出展。書は「ひまわりのグラリゴッホに傾きぬ」「梅雨冷に石黒々と黙しけり」など自らの俳句を、優しく繊細な筆遣いで表現した作品が多い。

 「OKORU」と題した書は「物事が起こっていくイメージ」(鎌田さん)を絵の具を使ってカラフルに描いた。鎌田さんは「今後も自分の表現を追求していきたい」と話す。