東奥日報文化財団(理事長・塩越隆雄東奥日報社社長)は22日、青森市のホテル青森で理事会を開き、第4回東奥文化選奨を指揮者の沖澤のどかさん(31)=青森市出身でドイツ在住、こけし工人の阿保正文さん(36)=黒石市、アートディレクターの森本千絵さん(42)=三沢市出身で東京在住、書道家の加藤大翔(たいしょう)さん(60)=板柳町出身で東京在住=の4個人に贈ることを決めた。

 東奥文化選奨は、芸術・文化分野で実績を上げている新進気鋭の作家・表現者であるとともに、将来的に青森県の芸術・文化の普及振興への貢献が期待される青森県在住、または青森県出身者を対象に毎年1回選定している。贈呈式は3月25日に青森市第二問屋町の東奥日報社本社で開く。

 沖澤さんは2018年に若手指揮者の登竜門とされる東京国際音楽コンクール(第18回)で第1位と特別賞を同時受賞。現在はドイツのハンス・アイスラー音楽大修士課程で指揮の勉強に励んでいる。阿保さんは津軽こけしの若手工人として活躍。伝統の中に新たなデザインを加える独創性が高く評価されている。

 森本さんは企業広告からテレビ・ラジオ番組、空間デザインなどあらゆるジャンルの媒体デザインを手がけ、青森県の観光・文化振興や街づくりにも貢献。加藤さんは日展で20回の入選を果たしているほか、県書道振興会議常任理事として青森県書道界の指導的役割を担っている。