八戸市出身の画家豊島弘尚さん(75)=栃木県在住=が、東京・南青山の始弘画廊で絵画展「月の手鏡に映る熾(おこ)りつづく風景」を開催している。18日まで。

 月をテーマに16点を展示。油彩、アクリル、墨を使用し作品にインパクトを与えている。十数年前から月を描いている豊島さんは「月は常に新しい形を見せ、地球上のわれわれの生きざまや、さまざまな事柄を映しとってくれる鏡だ」という。

 作品「白い月の手鏡」は、月の一部にブラックホールのような空間があり、赤い光が上部を覆っている。月には叫んだり、怒ったりした人間やガイコツが映し込まれており、現代社会を投影したような作品だ。