五所川原市の画家・櫻庭利弘さんが、東京・銀座のギャラリー近江で油彩展を開催した。

 東京での個展は6年ぶり。津軽地方の何げない風景や、偶然出合った一こまをとらえた27点を展示。雪景色や春の草原など四季折々の作品が並んだ。「岩木山や観光名所などは眺めたほうが良く、描きたくない。何でもない草むら、村はずれの風景などに本当の津軽がある」と語る。

 現地で写生して、自宅で制作するが、空気を感じるために何度も同じ場所を訪れることも。「津軽の空は広くて変化に富んでおり、色彩を工夫して描いている。これからも一瞬の情景を表現していく」と話す。