講談社の雑誌「少年倶楽部」の編集長などを務めた弘前市出身の編集者・故加藤謙一氏に焦点を当てた特別展「実録!“漫画少年”誌」が12月6日まで、東京・文京ふるさと歴史館で開かれている。

 加藤氏は戦前、地元小学校の教員を経て、文京区にある講談社に入社。発行部数が低迷していた「少年倶楽部」に付録や漫画を取り入れて、売り上げ日本一の少年雑誌にした。戦後は自ら出版社をつくり「漫画少年」を刊行。手塚治虫や石ノ森章太郎、藤子不二雄らを世に送り出すなど、漫画文化の礎を築いた。特別展には加藤氏が編集した雑誌や、作家にあてた直筆の手紙、写真など約150点が展示されている。