弘前市の中舘庸子さんがこのほど、東京・銀座の藤屋画廊でナイロンチュール(網目状のレース)を重ね合わせたタペストリー「チュール・タピ」展を開催した。

 20点を展示。半月をモチーフにしたデザインを基本に、ピンク、オレンジ、青、緑など色とりどりの透ける布のアートが会場に広がった。見る角度によって色もデザインも変化し、模様が白い壁に映し出された影とともに一つのデザインを構成。さらに、会場に差し込む太陽の光の強さによって色が変化する。

 中舘さんは「この空間に合わせて制作した。作品を正面から見ると透き通り、横から見ると色がはっきりと出るのが特徴」と語った。