平川市の画家山谷芳弘さんがこのほど、東京・銀座の松屋百貨店で個展を開催した。郷土芸能や草花、中国の風景などをモチーフにした日本画約60点を展示した。

 作品「ねぶた乱舞」は、大勢のハネトがにぎやかに踊っている様子を描いた。彩り豊かで画面全体で躍動感を表現。「自分がハネトになりきった気持ちで筆を動かした」という。

 絵の中に墨で文字を入れた作品も多い。「吹雪(ふぎ)」は方言詩人高木恭造の詩を書き込み、寒々とした色使いだが、どこか懐かしく心温まる作品だ。山谷さんは「文字は絵の雰囲気を高めてくれる」と語る。