佐井村出身の服飾デザイナー鹿島桃子さん(福井県)がこのほど、東京・銀座のアートギャラリー銀座で、古着を現代風の洋服などに再生させた刺し子創作展を開いた。

 全国を巡って古着を探している鹿島さんは「素材を見て触ると、どんなデザインにするかイメージがわく」と言う。今回は明治、大正、昭和の着物を使って、コート、ベスト、タペストリーを創作。

 佐井村消防団の消防衣と帽子が、ジャケットとバッグに生まれ変わり、300種類の久留米絣(がすり)が一つのコートに再生。「古着は昔の人が気持ちを込めて作ったので、温かみがある。自分もその気持ちを現代に伝えたい」と話している。