青森市浪岡出身のソプラノ歌手・野呂妙子さんがこのほど、東京・五反田のゆうぽうとホールでリサイタルを開いた。リサイタルは二十五年連続。今回はヨーロッパで活躍中の舞踏家で姪(めい)の野呂サチさんと一緒の舞台となった。

 妙子さんは荒城の月などの日本歌曲とシャンソン、アリア、カンツォーネなど十一曲を情感豊かに歌い上げた。サチさんはジプシーダンスや炎の情景などバレエ曲のほかに、綱を使った空中パフォーマンスも披露。しなやかな舞踊が観客を魅了した。

 妙子さんは「ここまで続けられたのは、みんなが応援してくださったから。サチは弟の娘。母親はフランス人。本当に美しく育ってくれた」とうれしそうだった。

【写真説明】姪のサチさん(右)と舞台あいさつする野呂さん