青森市出身の現代美術作家・花田伸さん(63)=千葉県在住=がこのほど、東京・銀座の「OギャラリーUP・S」で個展「パリ展を終えて、そして目指すこと」を開いた。

 厚くて水に強いイタリア製の紙に、エアブラシでブルーのアクリル絵の具を吹き付け、筆で水をたたきつけるようにして模様をつくり出す独特の作風。「はかないもの、無くなるものに心ひかれる」と言い、作品には「争いの無い人間社会」への思いが込もる。昨年からマッチ棒の軸で船の模型も作り始めた。「見てくれる人それぞれが、自由に、いろんなことを感じてくれたら」