配られた新聞を手に野村部長(右端)の質問に答える児童たち

 青森県三沢市の岡三沢小学校(蝦名隆至校長)は12日、同校体育館で東奥日報社販売局読者部の野村正彦部長(県NIE推進協議会事務局長)を講師に、社会科の授業を行った。5年生93人を前に野村部長は新聞を楽しみながら読む方法を紹介し「情報をいろいろな人に伝えるのが新聞の役割で『世の中を良くしたい』という思いで仕事をしている。皆さんも得意なことを伸ばし、両親から話を聞くなどして自分が就く仕事について考えて」と呼び掛けた。

 野村部長は自宅で購読している7紙の新聞を持ち込み、記事や写真の内容が違うことを紹介。明治21(1888)年12月6日の東奥日報紙創刊号のコピーを今の新聞と比べたりしながら「いろいろな新聞を読み比べると、物事についてどう思うかを考えるきっかけにもなる」と語った。かつて記事などを運ぶため伝書バトが活躍し、東奥日報社が多くのハトを飼っていたことも伝えた。

 授業終了後、山本優(ゆあ)さん(11)は「いろいろな方法で情報を伝えていることが分かりました」、大屋温(はる)さん(11)は「どうして速く印刷できるのか不思議に思いました」、小野地花佳(はるか)さん(11)は東日本大震災の際に、被害を受けた石巻日日新聞社(宮城県石巻市)が手書きで新聞を発行したことについて「自分たちの手で作ったのはすごいと思いました」と話した。