海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」(同機構提供)

 海洋研究開発機構は8日、南海トラフで繰り返す巨大地震の仕組みを調べるため、探査船「ちきゅう」で海底下約5200メートルのプレート境界から岩石を採取する計画を断念したと発表した。探査船から伸ばしたドリルが掘り進める途中で動かせなくなり、先端を切断せざるを得なくなった。

 引き続き、ドリルが摩耗し使えなくなるまで別の穴を掘りながらデータを集める。倉本真一・地球深部探査センター長は「その後、計画に区切りを付ける」と述べた。

 掘削は3月まで、国費約15億円含め約60億円をかけて行う予定だった。

(共同通信社)
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