東奥日報社などが主催する第8回東奥児童書道展の入賞者が決まった。
 同展は、子どもたちの書く力を伸ばし、感性を豊かにすることを目的に毎年開催。今年は県内各地から4778点の応募があり、最高賞の推奨(東奥日報社長賞)と特選それぞれ10点、準特選20点、入選202点、佳作266点の計508点が入賞した。
 入賞作品は2月8日から2月17日まで、青森市の県立郷土館で展示する。

石澤桐雨・審査委員長講評 書く力 年代ごとに向上

 第8回の東奥児童書道展は、246団体から4778点の半紙作品が応募され、書道への関心の高さが表れています。特に、幼稚園・保育園からの出品が1142点と全体の24%という急激な伸びを示しており、将来的に書道の普及がさらに進む気配が感じられ、心強い限りです。
 上位入賞作品は、推奨10点(東奥日報社長賞)、特選10点(青森県教育長賞1点を含む)、準特選20点(青森市教育長賞ほか各市教育長賞6点含む)で、この40点は紙面に掲載されています。
 今年の幼稚園・保育園の5、6歳児の作品は、従来に比べ大変しっかりとした文字で、かなりレベルが向上している作品が多く驚きでした。小学校低学年の作品は、「かな」2文字、3文字で素直な線条は心なごむ作品で、中には漢字も上手に書くことが出来て、書く力の向上が見受けられます。高学年の作品は、4文字や6文字が多く、字形や点画のしっかりした作品からは日頃の練習の成果が結実されていることがうかがえます。中学生の作品は中国の書の古典の中から臨書した作品もあり、立派な書が見受けられたことは将来が楽しみです。
 現在、小学校では2年生から習字が授業に取り入れられています。今後益々、書道が盛んになることは大変喜ばしいことです。関係各位のご支援をお願い申し上げます。
(県書道振興会議会長)

◎入賞者名と推奨、特選、準特選の作品
・第8回東奥児童書道展(平成31年・2月)   1ページ目、 2ページ目