将棋の第54期青森県王将戦(県将棋連盟、東奥日報社、東奥日報文化財団主催)は13日、青森市の日本将棋連盟青森支部道場で決勝トーナメントを行い、中川滉生五段(八戸市)が初優勝を果たした。

 決勝トーナメントには、6日の予選を勝ち上がった8人が出場した。

 中川五段は初戦で成田豊文四段(青森大4年)、準決勝で旦代一男五段(青森市)を破り、決勝で県王将戦優勝9回のベテラン北畠悟五段(つがる市)と対戦した。

 先手北畠五段のミレニアム囲いに中川五段は四間飛車で対抗し、中盤から形勢が二転三転する展開に。終盤、寄せを狙った北畠五段にミスが出て中川五段が優勢となり、そのまま押し切った。

 中川五段は7月に福島市で開かれる東北六県将棋大会の出場権を獲得した。中川五段は「(県王将戦、県有段者選手権、県名人戦の)県三大タイトル戦は子どものころからの目標だったので、初めて優勝できてよかった。六県大会では、2連覇を目指して頑張りたい」と話した。