月末最後の火曜は、東奥小中学生新聞「週刊JuniJuni」で月イチ恒例の福ロウ社会科見学☆

今回は、八甲田のふもと、青森市の合子沢にある
「青森乗馬倶楽部」さんにお邪魔しちゃいました☆
市街地から車で約25分で、こんなに
大自然に囲まれた環境とはビックリ☆
敷地内には、広々とした放牧地が広がり☆

乗馬体験やレッスンも実施している馬場や、
馬たちが暮らす「厩舎」などがあるんです☆
早速、お馬さんたちに歓待を受ける福ロウ☆

認定の「ライセンスコース」まで、さまざまな人に乗馬の機会を提供☆
一人で乗れるようになりたい」など目的も人それぞれ☆
青森乗馬倶楽部スタッフの内山紗央里さんでっす☆

「初めまして、よろしくお願いします!」
小さい頃から動物が好きだったという
内山さんは、スタッフになって3年目☆
動物に携わる仕事を自分で探し、ここの倶楽部での
ボランティア経験を経て正式にスタッフになったそう☆
後ろで見守るのは銀河くん☆
内山さんの乗馬倶楽部でのお仕事に密着しました☆

最年長の「クアトロ」さんの厩舎です☆
「まずは小屋から馬を出します」
馬を動かす時には、無口(むくち)という
ベルトをつけて移動させるのだそう☆

ここで待っててね☆
柄の先にデカイ鋼の櫛が付いたような道具で、床の「ボロ」を手際良く集めます☆

ボロとは馬の糞のことなんでっす☆
馬小屋の床に捲かれているのは、
もみ殻とおがくずを混ぜたもの☆
櫛状のふるいにかけると、ボロや尿で固まった
おがくずなどがコロコロとボール状になるのです☆

「胃を四つ持ち、反芻して完全に消化する牛に対して、
一つの胃ですぐ消化する馬は、糞に草の繊維が残ります」
匂いもほとんどなく、栄養満点の良い肥料だから、
希望する農家などに差し上げることもあるそう☆
「集めたボロは、ボロ捨て山に運びます」
ボっ、ボロ捨て山?

敷地内にボロをためておく山があるんでっす☆
たまったボロが発酵するから、ボロ山は
じんわりホカホカあったかいのでっす☆
栄養満点のボロ山、何か植えたら、よく育ちそっ☆

厩舎の床もきれいになりまして☆
2時間ほどをかけて行うそう☆

お水も常に新しいものに交換してあげます☆
水いれもきれいに洗って、と☆
これもかなりの重労働でっす☆
そして、お馬さんたちのごはんタイム☆

「食事は1日3回、朝は7時半、昼は
11時半、夜は16時半に与えます」
乾草や穀類を一日3回、それぞれの馬の
年齢に合わせた配合で与えてるんです☆

固形の配合飼料なんかも、栄養補助的にあげるそう☆

固形飼料の「ヘイキューブ」をクアトロさんへ☆
ヘイヘイっ、ここ、ここ☆
召し上がれ☆
内山さんが他の厩舎もお掃除する間、クアトロさんは馬場でフリータイムをもらったようでっす☆

やっぱり広いところが好きみたい☆
「馬場に放すとまずは、砂の上に体をこすって
ゴロゴロするんですよ。見ててください」
ゴロゴロポジションを模索中・・・☆


厩舎の掃除が終わると、お馬さんたちのお手入れタイム☆

お手入れモデルは、前髪パッツンキャラの
「天空」さんにお願いしよかと思いましたが☆
やっぱ、ゴロゴロ後の砂をとってあげなきゃってんで、
またまたクアトロさんにしちゃいまっす、ご勘弁っ☆
それでは、馬のお手入れタイム、実演でっす☆

「これが馬のお手入れ用のブラシです」
砂やおがくずなど、体についた汚れを
ブラッシングで取っていくわけですね☆
右の円い道具は、ブラシ側についた砂を払うもの☆
「馬のお手入れのときの注意点は、できるだけ肩の周りに身を置くようにすることです」

馬はおとなしい動物ですが、音に敏感で
臆病なので、驚かさないことが大切☆
顔のまわりやお尻の近くは、噛まれたり
後ろ脚で蹴られたりするので要注意☆

足元まで丁寧にブラシ掛け☆
「万が一、馬が急に暴れても避けられるように、
膝を立てた体勢でブラッシングをします」
確かに、しゃがんで作業しているときに
馬が動いたら、転んだり踏まれたりして危険☆
馬は、音に敏感だから、大きな音を立てたり、急に近付いたりはNG☆

耳を両側に開いているのは、安心しているとき☆
耳をくるくる動かしているのは、警戒しているとき☆
「馬の気持ちをいつでも観察することが大切なんです」
さて、最後は蹄のお手入れでっす☆

「鉄爪(てっぴ)と呼ばれる道具で、蹄の裏に詰まった
おがくずや汚物を掻き出す裏掘りという作業です」
馬にとって、蹄はとっても大切☆
汚れがたまって手入れ不足になると、蹄の病気にかかり
歩けなくなったり、ときには命に関わることもあるそう☆

裏掘りが終わった蹄の裏、きれいになりました☆
まだ次の作業があるんでっす☆
「蹄の乾燥を防ぐ専用の油・蹄油(ていゆ)を塗ります」

馬の爪の状態に合わせて、
丁寧に塗りこんでいきます☆
人間の爪と同じで、乾燥する冬場は時に、
ひび割れなどのトラブルに注意なのだそう☆

蹄の手入れが終わったクアトロさん、足元すっきり☆
「片方に体重をかけて、休めをしている状態です(笑)」
さあ、最後はいよいよ、馬装という作業☆

「これは、馬に乗るための鞍です。鞍や手綱をつけて
人が馬に乗れるようにすることを馬装といいます」
わわっ、内山さん、鞍をラクラクと
持ってますが、意外と重いんでっす☆

「まずは、ブランケットと呼ばれる
パットを馬の背中にかけます」
背中の形に沿うように、と☆

「その上に鞍をのせます、よいしょっと!」
あっという間に、軽々とのせました☆
この鞍があるから、人が安定した姿勢で乗れるってわけ☆

続いて登場の革製の紐は「頭絡(とうらく)」☆
馬の口にくわえさせる「ハミ」と、馬に乗る人が握る
「手綱」が繋がっているセットが頭絡と呼ばれてます☆

クアトロがくわえているのが「ハミ」の部分☆
これが手綱に繋がってるってわけ☆
頭絡をつけて、馬装は完了☆

なんと、福ロウもレッスンを体験☆
内山さんの指導と、大人しいクアトロの
おかげで、初めてでもうまく乗れました☆
レッスンに通って練習を積めば、きっと・・☆

元気で人懐こい馬たちが出迎えてくれる青森乗馬倶楽部☆

こちらは、銀河☆
ここで生まれ育った子だから、
とっても人好きなんでっす☆
福ロウにも興味津々☆

こちらは、どさんこの血も入っているという
ガッシリ体型の「ガーネット」、通称ガーちゃん☆
おやや、こちらもお仲間?

人好きのニャンコ「カルメン」さんは、
厩舎で自由気ままに暮らしているとか☆
馬とスタッフだけじゃなく、ニャンコや
看板犬たちもこの環境を満喫してるよう☆
こりゃ、動物好きにはたまらない場所でっす☆

基本をマスターした会員さんを対象にした外乗ツアーも好評☆
11/5(水)の>>ジョシマル・ランチつき外乗会も要チェック☆

馬と一緒に過ごす贅沢な時間を、青森の
四季とともに体験できる青森乗馬倶楽部さん☆
非日常と思われがちな乗馬を、とても身近なものに
感じさせてくれる、素晴らしい倶楽部でっした☆
「お気軽に乗馬体験にお越しくださいね!」


「①スタッフが馬を引いて乗る引き馬体験(約10分)」
または「②馬を自分で操る乗馬レッスン(約30分)」☆
各5名様、いずれか希望を書いてご応募を☆
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