芸能人(げいのうじん)が気持ちよく仕事ができるようにサポートする、芸能マネージャー。芸能人が活躍(かつやく)するためになくてはならない存在(そんざい)です。仕事の内容(ないよう)は幅広(はばひろ)く、主にスケジュールの管理・調整や、新聞・テレビ・ラジオなどへの掲載(けいさい)、出演(しゅつえん)交渉(こうしょう)などを行います。
芸能プロダクション、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで、青森在住(ざいじゅう)のお笑いコンビ「キューティーブロンズ」のマネージャーとして働く小和田友香(こわだゆか)さん(23)。小さいころからお笑いが大好きで「みんなにもっともっとお笑いを好きになってほしい」と話します。
活動報告(ほうこく)もマネージャーの仕事のひとつ。ブログやツイッターなどを用いて、出演イベントの告知をしたりメッセージを発信します。「ファンに頑張(がんば)っている様子を伝えるため、撮影現場(さつえいげんば)での写真などをアップしています」と小和田さん。
一番のやりがいは「キューティーブロンズがきっかけで以前よりお笑いを見るようになった」と喜ばれること。「朝早くからの仕事もあれば、深夜遅(おそ)くまでの仕事もあり、タフさも求められますが、お笑いが好きという気持ちがあれば頑張れます」。キューティーブロンズの二人も「マネージャーにはいつも感謝(かんしゃ)しています」と笑顔で話しています。
撮影当日、仕事がトラブルなく進むようにマネージャーは事前に打ち合わせをしますが、直前にハプニングが起こることもあり、臨機応変(りんきおうへん)な対応(たいおう)が求められます。生放送の場合は時間が決まっているので、特に注意します。「日頃(ひごろ)から先を考えて準備(じゅんび)したり行動したりすることが大切です」
芸能マネージャーを目指す子どもたちへ「相手の立場や気持ちになって考えることが大事」とアドバイスしてくれました。