新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、青森市医師会は5日、市内の民間診療所で8月の日曜と祝日に臨時の発熱外来を開設すると発表した。休日の日中に受診を希望する発熱患者の受け皿となり、救急を担う医療機関の負担軽減を図る。7日から始める。

 日中に発熱などの症状が現れた人の利用を想定している。市内のクリニック5カ所が、診療日ごとに担当する。診療時間はいずれも午前11時から午後1時まで。午前10時から電話連絡を受け付ける。受診の際は事前の連絡を呼びかけている。夜間の診療は、従来通り市の地域外来が対応する。

 感染者の増加に伴い、医療機関の多くが休んでいる日曜や祝日は、市内の救急医療機関に診療や問い合わせが集中し業務負担が大きくなっている。市医師会の北畠滋郎会長は「救急が手一杯となり、心筋梗塞や急性の炎症性疾患など、急を要する患者が助けられなくなる状況は避けなければならない。救急の本筋の業務を助けるのが、開設の大きな目的」と説明した。感染状況を踏まえながら、9月以降の開設も検討する。

 検査が目的の場合は、県が登録する薬局や検査所で受けられる無料検査などを活用するよう求めている。