米大リーグの大谷翔平選手に負けじと、女子プロゴルフ界は若手の躍進が目ざましい。2019年に全英女子オープンを制した渋野日向子選手ら1998年度生まれは「黄金世代」と呼ばれ、ゴルフ人気を高めてきた。

 1学年下の99年度生まれは稲見萌寧選手の活躍が光る。昨年の東京五輪で銀メダルを獲得し賞金女王に輝いた。先月末、米ツアー初優勝を飾った古江彩佳選手は2000年度生まれの「プラチナ世代」と呼ばれる成長株だ。

 01年度生まれは昨年の全米女子オープン優勝の笹生優花選手がいる。人気と実力を兼ね備えた選手が切磋琢磨(せっさたくま)し海外の大舞台で実績を残すことで全体のレベルアップにつながっているのだろう。

 政界は岸田文雄首相をはじめ、野田聖子地方創生担当相、自民党の茂木敏充幹事長ら93年衆院選初当選組が中枢を占める。表向きは、参院選を勝ちきり当面の国政選挙がない「黄金の3年間」を手にした岸田首相を脅かす存在はいないよう。しかし安閑としてはいられまい。

 臨時国会がきょう召集される。コロナ禍への対応、物価高騰対策、憲法改正、安倍元首相の国葬、政治と宗教団体の関係など課題は山積みだ。閉会中審査が予定される。野党の意見を聞き、丁寧に議論を重ね、説明をする姿勢が求められる。「戦後最大の危機」を乗り越えられる3年となるのか、国民は注視している。