青森県は2日、県内で新たに1417人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。弘前、五所川原、むつの3保健所管内は過去最多を更新した。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」159人も含む感染者数は1576人。県の確保病床452床に対する使用率は前日から2.8ポイント上昇し、58.6%と6割に迫っている。

 検査で陽性が判明した1417人は居住地別に、弘前保健所管内394人、八戸市330人、上十三保健所管内254人、五所川原保健所管内115人、青森市114人、むつ保健所管内と三戸地方保健所管内がそれぞれ88人、東地方保健所管内29人、県外5人。7割超の1013人は、感染経路が分かっていない。

 入院者数は前日から13人増え265人。2次保健医療圏ごとの病床使用率は、上十三圏域で100%を超えた。別の疾患で入院している患者が感染し、新型コロナ対応病床以外の一般病床で入院療養中の人を含めて病床使用率を算出している。県によると、圏域内には新型コロナ対応病床が空いている医療機関があり、必要に応じて他圏域との入院調整を行うとしている。

 新たなクラスター(感染者集団)は3件発生。五所川原管内の保育施設では、10歳未満12人と30~50代女性6人の計18人が感染した。施設は1日から休業している。五所川原管内の通所型高齢者施設クラスターの感染者は、80代以上女性4人と20~50代男女4人の計8人、関連も含め15人。3日までの予定で、全てのサービス提供を停止している。青森市の入所型障害者施設では、20~50代女性6人の感染が判明した。

 県はこのほか、7月31日に感染者と公表した2人を取り下げると発表した。29日公表の感染者と重複して数えていた。県内の感染確認の累計(みなし陽性除く)は9万1172人となった。