青森県は30日、県内で新たに1389人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず症状などから医師が判断する「みなし陽性」134人も含めた感染者数は1523人。みなし陽性の累計2347人を合わせた県内感染者数の累計は9万114人となり、9万人を超えた。上十三保健所管内の80代以上男性が、29日に死亡した。

 検査で陽性が判明した1389人は居住地別に多い順で、八戸市398人、弘前保健所管内274人、青森市241人、上十三保健所管内213人、三戸地方保健所管内133人、五所川原保健所管内61人、むつ保健所管内48人、東地方保健所管内17人、県外4人。8割近くの1097人は、感染経路が分かっていない。

 死亡した上十三管内の男性は高齢者施設の入所者で死因は新型コロナ以外の疾患。救急搬送時に検査を受け、死後に感染が判明した。県が感染者の死亡を公表するのは6日連続。累計は139人となった。

 新たに発生したクラスター(感染者集団)は3件。このうち、青森市の医療機関では患者や職員ら20~80代以上の男女22人が感染し、保健所がクラスターと認定した。関連も含めた感染者数は26人。8月1日から当面の間、外来診療と入退院を制限する。

 五所川原管内では、私立高校でクラスターが発生。10代6人と20~40代男女6人の計12人が感染した。8月1~3日に学校閉鎖措置を講じる。三戸管内の入所型高齢者施設クラスターは、80代以上女性2人と20~40代男女3人の計5人が感染した。

 入院者数は前日から2人減り230人。病床使用率は50.2%に下がった。2次保健医療圏別では、上十三圏域が70%台、西北五と下北圏域がそれぞれ60%台と高水準にある。

 県はこのほか、28日の感染者1人の公表を取り下げた。検査は陰性だったが、医療機関が保健所に陽性と報告していた。