青森県は28日、県内で新たに1423人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず医師が症状などから感染と判断する「みなし陽性」154人も含む県内感染者数は1577人。高齢の感染者1人の死亡も明らかにした。県は併せて、直近1週間(20~26日)の市町村別新規感染者数も公表。40市町村全てで感染者が判明し、全域的に感染が拡大した。

 1423人は居住地別に八戸市375人、上十三保健所管内276人、弘前保健所管内274人、青森市193人、三戸地方保健所管内140人、五所川原保健所管内68人、むつ保健所管内59人、東地方保健所管内31人、県外7人。1220人の感染経路が分かっていない。

 八戸市によると、死亡したのは80代以上の高齢者。25日に市内医療機関に救急搬送され、入院時検査で新型コロナ陽性が判明。翌26日に同医療機関で亡くなった。性別、死因は非公表。感染者の死亡は累計137人となった。また、青森市の入所型高齢者施設で新規クラスター(感染者集団)が発生。利用者または従業員の30~80代以上の男女5人が感染した。

 県内の入院者数は前日から25人減り240人。病床使用率は5.5ポイント下がり52.4%となった。

 直近1週間の県内感染者数の累計は8282人で、前週(13~19日)の5182人に比べ1.6倍に増加した。市町村別にみると青森、八戸、弘前3市はいずれも感染者数の規模が最も大きい「501人以上」だった。町村部でも「101~200人」規模の感染が判明した所が複数あった。

 県はこのほか、23日公表の1人の感染確認を取り下げた。過去の発表分と重複していた。県内の感染確認の累計は8万4985人となった。