青森県は27日、新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が新たに6件発生したと発表した。保健所管内別では、青森市と八戸市がそれぞれ2件、弘前保健所管内と東地方保健所管内が各1件。青森市のクラスターのうち1件は、県立中央病院で発生した。

 県病クラスターの感染者は50~70代男女10人で、全員が病棟内の患者という。県病は26日から、複数人の感染者が判明した一部病棟で入院制限を始めている。クラスター発生に伴う診療制限の拡大はない。外来は通常診療を継続する。県病はこのほか、クラスターとは別に、20代女性医師1人、看護師の20~60代男女3人、医療技術員の30代女性職員1人の計5人が新たに感染したと発表した。

 青森市では、入所型高齢者施設でもクラスターが発生。80代以上女性3人、30~40代女性2人の計5人、関連も含めると6人の感染が判明している。

 八戸市の新規クラスターは、通所型高齢者施設と入所型高齢者施設。通所型施設では、職員または利用者の40~80代以上男女10人が感染した。うち、70代または80代以上の高齢者は8人。関連を含めた感染者数は11人。入所型施設の感染者は30~80代以上男女20人で、半数以上の11人が70代または80代以上となっている。

 弘前管内のクラスターは医療機関で発生し、患者または職員ら20~50代男女8人の感染を確認した。診療制限は行っていない。

 東地方管内の高校では、10代1人と30~60代男女3人、県外1人の計5人が感染し、保健所がクラスターと認定した。特定の学級内で感染が広がっている。