青森県平川市は27日、子宮頸(けい)がんの原因となるウイルスの感染を防ぐ「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」の接種について、12~25歳の男性も8月から接種費用助成の対象にすると発表した。

 性交渉で感染するHPVは、男性には肛門がんや咽頭がんなどを引き起こすとされる。男性も助成対象にすることで、男女間のHPVの行き来を防ぎ、パートナーの健康と命を守るとともに社会全体の感染率を低下させ集団免疫を獲得する狙いがある。

 市健康福祉部によると、8月1日から2023年3月31日までに接種した市民が対象。助成は3回まで、1回につき1万6775円(税込み)上限。接種可能医療機関は市内4、市外37。事前に申請書提出が必要で、医療機関の窓口で支払った後、償還を受ける。

 長尾忠行市長は6月の市議会一般質問で、対象拡大の準備を進める考えを示していた。市は8月27日午後2時から、市健康センターで医師を講師に説明会を開く予定。