青森県は24日、県内で新たに1249人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染確認者が千人を超えるのは5日連続。県内の入院者数は前日から5人増えて261人。県の確保病床457床に対する使用率は57.1%となり、過去最高を更新した。新規クラスター(感染者集団)は青森市の教育施設と八戸市の医療機関で発生した。

 感染者の居住地別内訳は八戸市582人、青森市198人、上十三保健所管内156人、弘前保健所管内133人、三戸地方保健所管内75人、五所川原保健所管内69人、むつ保健所管内29人、東地方保健所管内7人。830人の感染経路が分かっていない。検査せずに医師が判断する「みなし陽性」は59人だった。

 青森市の教育施設クラスターは10歳未満4人と40、50代女性2人の計6人が感染。関連する形で5人の陽性も判明した。施設は20~22日、一部休業した。

 八戸市の医療機関は30~50代女性計8人のクラスターとなった。この医療機関は病床数150床規模で、従前から一部入院を制限していた。外来診療は通常通り行う。

 同市の新規感染者数が前日を下回ったのは今月10日以来だが、市の担当者は「増加傾向に歯止めがかかったとはみていない」とし、引き続き感染防止対策の徹底を呼びかけている。市内の入院患者は1人増えて87人。病床使用率は80%台前半となっている。

 県によると、2次保健医療圏ごとの病床使用率は、八戸圏域(八戸市、三戸地方管内)と西北五圏域が各70%台、津軽圏域(弘前管内)が50%台、上十三圏域と下北圏域が各40%台、青森圏域(青森市、東地方管内)が30%台。県の担当者は「必要な人への医療はしっかり提供できている」と説明した。