青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで開催中の「ミュシャ展」(東奥日報社・東奥日報文化財団主催)で18日、ねぶたの制作技法を使ってミュシャ風色和紙を作るワークショップが開かれた。同展を訪れた参加者は、ミュシャの流麗なデザインに思いをはせながら、世界に一つだけの作品を作り上げていた。
 ワークショップは「ミュシャ風色和紙づくり~“マール・ヌーヴォー”の世界」と題し、同市のクリエイター・マルさんらが講師を務めた。参加者は、ミュシャが自身の技法をまとめた図案集「装飾資料集」(1902年)を参考に、ろうを溶かして縦8センチ、横20センチほどの色和紙に模様を描いた。「ラーメン丼のマークのような模様になった」などと笑いながら、オリジナルの和紙作りを楽しんでいた。色和紙は筒状にして、中に電球をセットすれば、照明に仕立てることもできる。カタツムリや県産サクランボ「ジュノハート」などを描いた、青森市の西村滋子さん(78)は「ミュシャのようにうまくはできなかったが、せっかくなので居間に飾っておく。ミュシャ展には来月帰省する娘や孫ともう一度来たい」と話した。
この日の参加者にはマルさんが描いた「ミュシャ風偽顔絵(にせがおえ)」や、展覧会ポスターがプレゼントされた。「ミュシャ展」の会期は8月28日まで。