12日の青森県内の新型コロナウイルス新規感染者678人のうち、6割以上の457人の感染経路が分かっていない。県内では新規クラスター(感染者集団)が青森市5件、八戸市3件の計8件発生した。

 青森市の小学校は10歳未満2人と10代4人の計6人が感染。関連する4人の感染も判明した。別の小学校では、10歳未満4人と10代1人の計5人のクラスターが発生。関連で2人の感染が分かっており、13日まで一部学級閉鎖する。

 同市の職場では30~40代男性5人が感染。日本原燃は12日、六ケ所村の再処理事業所構内にある協力会社の職場でクラスターが発生したと公表。感染が確認されたのは現場作業に従事する30~40代男性5人=いずれも青森市居住=で、11日に協力会社から原燃に連絡があった。同じ職場で働くほかの12人は自宅待機している。

 同市の入所型高齢者施設は40~80代以上の男女計15人が感染。今後約120人の検査を行う。会食クラスターは30代男女4人と70代女性の計5人が感染した。

 八戸市の医療機関では、20~80代以上の入院患者と職員計16人が感染。この医療機関は400床規模で、新規入院の一部を制限している。今後の検査対象者は約100人。入所型高齢者施設では50~80代以上の男女計10人が感染。小学校は10歳未満~10代計8人と、50代女性の計9人の感染が判明した。

 県は6月下旬の感染者のうち8人からオミクロン株を検出したと発表した。新たな派生型「BA.5」ウイルスが4人確認された。居住地は八戸市3人、上十三保健所管内1人。県内のBA.5感染確認は累計5人となった。このほか、BA.2ウイルスが4人。

 県内の入院者数は前日から5人増え138人。県の確保病床457床に対する使用率は30.2%に上がった。30%超は4月4日以来。県は「必要な人への医療は十分に提供できている」としている。重症は1人、中等症は21人となっている。