■ 階上町/「わっせ」遊びに来てね (2012年8月7日掲載)

「階上早生階上そば」のざるそばを味わおうと、わっせ交流センターを訪れた親子
 

 本県の東南端(たん)、岩手(いわて)県境に位置する階上(はしかみ)町(ちょう)。町のシンボル・階上岳(だけ)(標高740メートル)のふもとに4月下旬(げじゅん)、町のブランド「階上早生(わせ)階上そば」や郷土(きょうど)料理を味わえ、そば打ち体験などができる施設(しせつ)「わっせ交流センター」がオープンしました。

 「わっせ」の建物は2010年3月に閉校(へいこう)した登切(のぼきり)小学校の校舎を活用したものです。登切小は1874(明治7)年創立(そうりつ)の、町内で最も古い学校でした。閉校後、町は地域(ちいき)住民から「校舎(こうしゃ)を残してほしい」と要望を受け、(1)「階上早生階上そば」の振興拠点(しんこうきょてん)(2)地域の集会施設(3)農産物加工施設−として利用することにしました。

 「階上早生」とは、階上生まれのソバの品種で、粘りが強く香りが高いのが特徴です。町によると、施設の「わっせ」という名前には、階上早生の「わせ」と、地域が施設を中心に「わっせわっせ」と活気づくよう期待する意味が込(こ)められているそうです。

 赤保内(あかぼない)小学校の堀切果歩(ほりきりかほ)さん(4年)は「『わっせ』でざるそばを食べました。おいしかったです」と笑顔で教えてくれました。同センター運営(うんえい)協議会の鳩文男(はとふみお)会長(64)は「大人だけでなく、子どももそば打ち体験ができますよ。近いうちに体育館に遊具を用意するので、たくさんの子どもたちに来てほしい」と話しています。


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