宮城との1回戦に臨む青森県大将の小林五段。青森県が2-1で勝利した

 第65回東北六県将棋大会(東奥日報社など東北の代表紙5社主催)が2日、青森市のホテル青森で開幕した。初日は1、2回戦を行い、2連覇を目指す青森県は1勝1敗で折り返した。唯一2連勝の福島が首位に立った。最終日の3日は3~5回戦を行う。

 審判長に日本将棋連盟の行方尚史九段(弘前市出身)、副審判長に片上大輔七段を迎えた。各県の大将、副将、先鋒(せんぽう)がそれぞれ総当たり戦を行い、団体と個人の成績を競う。青森県は監督・奈良岡実五段(64)、大将・小林憲治五段(28)、副将・成田豊文(とよのり)四段(28)、先鋒・木村恭司朗四段(16)の布陣で臨んでいる。

 1回戦は前回準優勝の宮城と対戦し、2-1で勝利。銀冠に組んだ小林五段は相手の攻めをしのぎつつ、中盤のリードを保って勝ち切った。木村四段は相雁木の戦いとなったが、好機をものにして制した。成田四段は苦しい展開が続き、粘り強く戦ったが及ばなかった。

 2回戦は秋田と対戦し、1-2で敗れた。成田四段は居飛車穴熊を採用し、相手の勝負手にうまく対応して白星を挙げた。力戦模様の展開となった小林五段は、相手の猛攻に屈した。木村四段は中盤までは互角だったものの、陣形の隙を突かれて敗れた。

 奈良岡監督は「各県の戦力は拮抗(きっこう)しており、1勝1敗は想定の範囲内。最終日は勝利を重ねて優勝を狙いたい」と話した。