青森県は2日、県内で新たに274人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(6月25日)に比べて11人多い。青森市では、感染していた80代以上の男性が死亡した。新たなクラスター(感染者集団)は青森市と八戸市で各1件、計2件発生した。

 検査で陽性が判明した274人のうち、八戸市が136人で半数近くを占める。同市の感染者数が100人を超えるのは4日連続。ほかに、青森市40人、上十三保健所管内30人、三戸地方保健所管内25人、五所川原保健所管内21人、むつ保健所管内12人、弘前保健所管内10人。6割に当たる166人の感染経路が分かっていない。

 検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」2人も含めた県内の感染者数は276人となった。

 死亡した青森市の男性は、市内の医療機関で入院中だった。死因は遺族の意向により非公表。県内の感染者の死亡は、累計114人となった。

 八戸市の職場クラスターは、職場関係者ら30~40代男女5人の感染が判明した。市によると、5人は市長部局の市職員で、所属は複数の部署にまたがっている。不特定多数と接触する業務は行っていないため、市民への感染拡大の恐れはないという。業務外の会食を通じて感染が広がったとみられる。

 青森市の新規クラスターは、教育施設で発生。1~2日公表の10歳未満5人が同じ施設内で感染した。施設の一部を6月30日から休業している。

 県内の入院者数は、前日から6人減り79人。県の確保病床数457床に対する使用率は、17.3%に下がった。