青森県は1日、県内で新たに243人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(6月24日)より30人少ない。八戸市では80代以上の感染者1人が死亡した。新規クラスター(感染者集団)は八戸市で2件発生。いずれも、既に公表済みのクラスターと連鎖している。

 検査で陽性が判明した243人は居住地別に、八戸市128人、上十三保健所管内37人、青森市26人、三戸地方保健所管内25人、弘前保健所管内11人、五所川原保健所管内10人、むつ保健所管内6人。半数を超える125人の感染経路が分かっていない。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」12人も含めた感染者数は255人となった。

 死亡した八戸市の高齢者は、中等症で市内の医療機関に入院中だった。性別、死因は遺族の意向で非公表。県内の感染者の死亡は累計113人となった。

 八戸市で新たに発生した教育保育施設クラスターの感染者は、10歳未満7人と20~40代女性3人の計10人。同市の小学校クラスター(6月18日公表済み)による感染者の同居人が含まれている。2件のクラスターの感染者は計69人に拡大した。教育保育施設は職員、利用者合わせて約100人規模で、6月30日から全面休業している。

 同市の新たな小学校クラスターは、10代4人と40代女性1人の計5人が感染した。6月27日に公表された同市のスポーツ活動クラスターと重複する感染者が含まれている。この2件のクラスターは、関連も合わせて計38人の感染が判明。小学校は一時学級閉鎖措置を講じたが、現在は通常授業を続けている。

 県内の入院者数は前日から24人減り85人。中等症患者が前日から6人減の7人となった。県の確保病床457床に対する使用率は18.6%に下がった。

 県内の感染状況はレベル2(警戒を強化すべきレベル)で前週と変わらず。感染状況の指標のうち、1週間(6月22~28日)の新規陽性者数は1501人で、前週から4.4%増加した。70代以上の感染者の割合は15.9%で、前週より2.3ポイント上昇した。