青森県は29日、県内で新たに266人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(22日)から13人増えた。新規クラスター(感染者集団)が八戸市で2件、上十三保健所管内で1件発生した。

 検査で陽性が判明した266人は居住地別に、八戸市110人、青森市43人、上十三保健所管内41人、弘前保健所管内29人、五所川原保健所管内20人。三戸地方保健所管内13人、むつ保健所管内6人、東地方保健所管内3人、県外1人。半数超の139人が感染経路不明。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」8人も含む県内感染者数は274人となった。

 八戸市の新規クラスターは入所型高齢者施設と教育保育施設。高齢者施設では利用者または職員の20代女性1人、50代女性2人、80代以上男女8人の計11人が感染した。教育保育施設では利用者の10歳未満5人と、関連3人の計8人の感染が判明。全員同じクラスで、25日からこのクラスのみ運営を休止している。

 上十三保健所管内は教育施設クラスターで10歳未満4人と50代女性1人の計5人が感染。施設は20~23日、一部休業した。

 県は28日公表の感染者のうち1人が再検査の結果陰性だったとして、この1人の陽性発表を取り下げた。29日現在の累計感染者数は6万2190人となった。

 県内の入院者数は前日から1人増え109人。県の確保病床数457床に対する使用率は23.9%に上がった。

 また、県は県内7宿泊療養施設(890室)のうち、青森市とむつ市の計2施設(計230室)を6月末で契約終了し、7月以降は青森、八戸、弘前の3市計660室で運用すると明らかにした。県の担当者は「(軽症、無症状者は)基本的に自宅療養となっており、660室で対応可能と判断した」と説明した。