青森県は28日、県内で新たに216人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(21日)より6人少ない。新規クラスター(感染者集団)が八戸市で3件、むつ保健所管内、上十三保健所管内、三戸地方保健所管内でそれぞれ1件ずつ発生した。

 検査で陽性が判明した216人は居住地別に、八戸市96人、弘前保健所管内30人、上十三保健所管内26人、三戸地方保健所管内25人、青森市18人、むつ保健所管内12人、五所川原保健所管内9人。半数超の120人は感染経路不明。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」8人も含む県内感染者数は224人となった。

 八戸市の新規クラスター3件のうち、医療機関クラスターでは20~40代女性6人が陽性となった。全員が職員で、30日まで外来診療を休診する。

 同市の小学校では10歳未満と10代の児童12人、関連を含め13人の感染を確認。複数学年から陽性者が出たため、該当する学年を30日まで閉鎖する。屋外スポーツの課外活動を通じて感染が広がったとみられる。

 同市の高等教育機関では、10代5人と20代女性2人の計7人が感染した。職員または学生で、一部のコースの学生から感染が確認されたため、23日から28日まで授業を一部休講した。

 三戸管内の入所型高齢者施設クラスターの感染者は、40代女性1人と80代以上男女5人の計6人。上十三管内の保育施設では、10歳未満8人と50代女性1人の計9人の感染が判明、クラスターと認定された。25日から一部休業している。むつ管内のクラスターは職場で発生。20~40代男性6人、関連も含めると10人の感染が分かった。

 一方、日本原燃は、六ケ所村の同社構内にある協力会社の職場に勤務する6人(全員むつ管内居住)が感染し、クラスター認定を受けたと発表した。24日にクラスターを公表した協力会社とは別会社で、関連はないとしている。

 県内の入院者数は前日から8人減り108人。県の確保病床数457床に対する使用率は23.6%に下がった。