合同会議で、海上運行の安全徹底などを呼びかける高橋委員長(右)

 青森ねぶた祭最終日の8月7日夜、青森市の青い海公園で3年ぶりに行う青森花火大会(青森花火大会実行委員会、遠山仁実行委員長=東奥日報社事業局長)と、ねぶた海上運行(青森ねぶた祭海上運行委員会、高橋弘一委員長=青森ねぶた製作育成会会長)の両主催者が28日、同市の青森商工会議所会館で合同会議を開き、事業内容を決定した。今年の花火大会は2尺玉を含む約1万発を打ち上げる予定。海上運行に参加する大型ねぶたは、例年より2台少ない4台となる。

 有料観覧席は、青い海公園と青森港新中央埠頭(ふとう)に、例年より約1割少ない1万3758席を配置。家族向けに、いすのない4人用の「升席ゾーン」(海上運行は見えない)を新たに設ける。県民限定のインターネット先行予約は今月26日で受け付け終了、7月1日に当落をメールで通知する。

 個人向けのチケットは7月8日から一斉発売。対面販売ではなく、大会公式サイトや電話(電話窓口017-718-5544)、ローソンチケットなど非接触方式で販売する。来場者の検温スペースを確保するため、露店の出店はない。

 海上運行に参加する大型ねぶたの台数減は、ねぶたを載せる台船6隻のうち2隻の老朽化が進み、安全確保のため、使用を4隻に減らしたことに伴う措置。例年は総合賞に輝いた大型ねぶた5台と推薦1台が参加していたが、今年は総合賞のうち、観光コンベンション協会賞以外の4賞のねぶたに限定する。

 合同会議には、両主催者や警察、海上保安部などの関係者らが出席。遠山実行委員長は「3年ぶりの開催。(新型コロナウイルス対策で)制限は多々あるが、できる限りのことを進めていく」とあいさつ。高橋委員長は、北海道・知床半島沖の観光船沈没事故に触れ「海の上は華やかできれいだが、一歩間違えれば大変なことになる。安全を期して一生懸命頑張りたい」と決意を語った。