青森県は27日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査や抗原検査を無症状者を対象に無料にする事業を1カ月延長し、7月31日まで行うと発表した。併せて、新型コロナの後遺症やワクチン接種後の後遺症がある人を後方支援的に診療する病院が5カ所増え、全県で20病院になったと明らかにした。

 新型コロナの検査無料化事業は1月12日から始まり、6月末で終了予定だった。県は、県内で一定程度の感染発生が続いているとして延長を決めた。無料化は、県の登録を受けている薬局や検査所117カ所で行う検査が対象。6月上旬までの累計検査数は約6万件で、このうち約1300件で陽性判定が出た。

 県は後遺症がある人への医療提供体制として、まずかかりつけ医やワクチン接種医療機関などを受診し、医師がより専門的な診療が必要と判断した場合に、規模の大きい病院を紹介する仕組みを設けている。5月末に、専門的な診療へ対応する後方支援的医療機関として15病院を公表した後に、県内の各病院へあらためて照会したところ、新たに5病院から協力を得ることになった。

 追加となった病院も含む後方支援的医療機関20病院は次の通り。

 ◇青森圏域 県立中央病院、青森市民病院、あおもり協立病院、村上病院、村上新町病院、青森新都市病院
 ◇津軽圏域 弘前大学医学部付属病院、弘前総合医療センター、健生病院、黒石病院、黒石あけぼの病院
 ◇八戸圏域 八戸市立市民病院、八戸赤十字病院、青森労災病院、南部町医療センター
 ◇西北五圏域 つがる総合病院、鯵ケ沢病院
 ◇上十三圏域 十和田市立中央病院、三沢市立三沢病院
 ◇下北圏域 むつ総合病院