青森県は27日、県内で新たに147人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(20日)より60人多い。八戸市では、80代以上の高齢の感染者2人が死亡した。八戸市、弘前保健所管内、むつ保健所管内で、計3件のクラスター(感染者集団)が発生。弘前管内の保育施設クラスターは、関連も含め32人の感染が判明した。

 検査で陽性となった147人は居住地別に、八戸市61人、上十三保健所管内39人、青森市とむつ保健所管内が各12人、三戸地方保健所管内11人、五所川原保健所管内7人、弘前保健所管内5人。65人の感染経路が分かっていない。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」4人も含めた県内感染者数は151人となった。

 死亡した八戸市の2人は、それぞれ新型コロナで市内の医療機関に入院中だった。1人は重症で、26日に死亡。もう1人は中等症で、27日に死亡した。2人とも性別、死因は非公表。県内の感染者の死亡は累計112人となった。

 弘前管内の保育施設クラスターは、10歳未満12人と30代女性4人の計16人が施設内で感染。関連する16人の感染も分かった。施設では15日以降、複数のクラスで感染者を確認していたため、施設全体でクラスターの認定を受けた。通常の保育活動の中で感染が広がったとみられる。休業はせず、症状がある園児らが登園を見合わせるなどの措置を講じている。

 むつ管内でも保育施設クラスターが発生。10歳未満8人と40代女性1人の計9人、関連も含め10人が感染した。24日から一部休業している。

 八戸市では、屋内のスポーツ活動を通じて10歳未満2人と10代6人の計8人が感染し、クラスターと認定された。関連も含めた感染者数は14人となった。クラスターには2団体が関わっているという。

 入院者数は前日から1人増え116人。県の確保病床457床に対する使用率は25.4%に上がった。