2回戦で山形代表と対戦する青森県の大将・野口真弘六段(左)。真剣な表情で見守る松尾敬司監督

 第66回東北六県囲碁大会(東奥日報社など東北の代表紙5社主催)は25日、審判長に弘前市出身の日本棋院・工藤紀夫九段を迎え、青森市のホテル青森で開幕した。初日は1、2回戦を実施。地元開催で6年ぶりの優勝を目指す青森県チームは2敗となり、5位(得点2)で折り返した。

 大会は2日間の日程で、東北各県の代表3人が総当たりリーグ戦(持ち時間1人45分、それ以降は1手20秒の秒読み)を行う。青森県は松尾敬司六段(83)=青森市=を監督に、先鋒(せんぽう)・須藤大治六段(20)=弘前市出身、東京大学3年、副将・東山惠慈五段=(70)=十和田市、大将・野口真弘六段(34)=青森市=の布陣で臨んだ。

 青森県は初戦の福島戦を1-2で敗れる苦しい立ち上がり。副将・東山五段は序盤から優勢に打ち進め、後半で差を詰められたものの、最後は半目差で逃げ切った。しかし、思い切った作戦に出た先鋒・須藤六段は、相手にうまく対応され中押し負け。大将・野口六段は序盤で非勢になり、そのまま10目半差で完敗した。

 2回戦の山形戦も1-2で敗れた。大将・野口六段は中盤で優勢になり、そのまま押し切って中押し勝ちしたが、副将・東山五段は中盤までの互角の戦いが実らず、最後は16目半差の大差で敗北。先鋒・須藤六段は立ち上がり早々形勢を悪くし、そのまま良いところなく中押し負けした。

 初日を終え、2勝の岩手と山形(いずれも得点5)が同率首位。1勝1敗の宮城と福島(いずれも得点3)が3位と続く。最下位は2敗の秋田(得点0)。

 最終日の26日は3~5回戦を行う。松尾監督は「初日はどの戦いも接戦だったが逆転された。(優勝候補の)宮城は若手が集まり強敵。秋田、岩手との戦いでどう攻めるかだ」と話した。