青森県は25日、県内で新たに263人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(18日)より12人多く、感染確認は5日連続で前週の同じ曜日を上回っている。弘前保健所管内の70代男性1人の死亡も明らかにした。新規クラスター(感染者集団)が八戸市と弘前保健所管内で各1件、計2件発生。八戸市では既に公表済みのクラスターも含めると、4件の高齢者施設クラスターが連鎖している。

 検査で陽性が判明した263人のうち、八戸市の感染者数は105人で、2日連続の100人超えとなった。このほか上十三保健所管内53人、青森市38人、弘前保健所管内24人、三戸地方保健所管内17人、五所川原保健所管内13人、むつ保健所管内11人、東地方保健所管内2人。117人の感染経路が分かっていない。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」9人も含めた県内感染者数は272人。

 死亡した弘前管内の男性は25日に体調が急変し、自宅から救急搬送された。死因は新型コロナ感染症で、死後に感染が判明した。体調急変前は、明確な新型コロナの症状がみられなかったという。県内の感染者の死亡は累計110人となった。

 八戸市の新たな入所型高齢者施設クラスターの感染者は、50~80代以上の男女8人。16~20日に連鎖して発生した同市の高齢者施設クラスター3件と関連する形で、新たに入所型高齢者施設内でも感染が広がった。高齢者施設の複合クラスター4件の感染者数は、関連も含め128人に拡大した。

 弘前保健所管内では、大学等の教育機関で、学生または教職員ら20~50代の男女5人が感染するクラスターが発生した。学校生活の中で感染が広がったとみられる。関連も含めると9人の感染が判明している。

 入院者数は前日から1人減り110人。県の確保病床457床に対する使用率は24.1%に下がった。