青森県は24日、県内で新たに273人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち八戸市の感染確認は119人。同市の1日の感染者が100人を超えるのは、4月30日(114人)以来となる。新規クラスター(感染者集団)は八戸市で3件、むつ保健所管内で1件発生した。

 検査で陽性が判明した273人の居住地別内訳は、八戸市のほかに弘前保健所管内41人、上十三保健所管内38人、青森市33人、むつ保健所管内18人、三戸地方保健所管内14人、五所川原保健所管内10人。このうち115人の感染経路が分かっていない。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」1人も含む県内感染者数は274人となった。

 八戸市内では小学校や教育保育施設、高齢者施設などでクラスターが相次いで発生しており、クラスター関連の感染者が家庭内で感染を広げるケースが増えているという。上十三管内や三戸管内の感染者数も多い状況が続いている。

 八戸市の新規クラスターのうち、通所型高齢者施設クラスターの感染者は、利用者または職員の20~40代女性3人、70代女性1人、80代以上男女3人の計7人、関連も含めると8人。同市の入所型高齢者施設クラスターは、いずれも女性で20~50代3人、60代1人、70代1人、80代以上3人の計8人が陽性に。関連も含めた感染者数は9人。同市の教育保育施設クラスターでは10歳未満5人、関連も含めると8人の感染が判明した。

 むつ管内の職場クラスターは、20~40代男性6人が感染した。日本原燃は、六ケ所村の再処理事業所構内にある協力会社の職場で現場作業に従事する6人(いずれもむつ管内居住)が感染し、クラスターが発生したと公表した。

 入院者数は前日から13人減り111人。県の確保病床457床に対する使用率は24.3%に下がった。

 県は県内の感染状況をレベル2(警戒を強化すべきレベル)に据え置き。各種指標のうち、直近1週間(15~21日)の新規陽性者数は1384人で、前週から12.7%増えた。70代以上の高齢者の割合は13.8%となり、前週の10.3%を上回った。