第66回東北六県囲碁大会(東奥日報社など東北の代表紙5社主催)が25、26の両日、日本棋院の工藤紀夫九段(弘前市出身)を審判長に迎え、青森市のホテル青森で行われる。青森県チームは地元大会で6年ぶりの頂点を目指す。

 大会は各県代表3選手が総当たりリーグ戦に臨む。青森県は新監督の松尾敬司六段(青森市)、先鋒(せんぽう)・須藤大治六段(弘前市出身、東京大学3年)、副将・東山惠慈五段(十和田市)、大将・野口真弘六段(青森市)の布陣で挑む。東山五段は二十数年ぶり、須藤六段と野口六段は2年連続の出場。松尾監督は「チームをうまくまとめて優勝を目指したい」と意気込む。

 【団体戦】
 20代前半の3選手で挑む宮城が優勝候補。特に、初出場ながら大将を務める20歳の五十嵐成也六段は、全日本学生囲碁十傑戦で準優勝など学生アマトップレベルの実力だ。松尾監督は最近の若い世代が人工知能(AI)の戦法を取り入れているとし、「調子づくとどんどん攻めてくる」と気を引き締める。昨年は勝ち点の差で優勝を譲った山形にも警戒が必要だ。

 【個人戦】
 青森県の大将・野口六段は前年度の県内主要タイトル(県最強位、県名人、県王座)で初の3冠。今年の朝日アマ囲碁名人戦の青森県代表となるなど勢いに乗る。副将・東山五段は過去に県名人を2度獲得し、朝日アマ囲碁十傑戦県代表の経験もあるベテラン。現役大学生の先鋒・須藤六段は、碁に触れる時間は少ないが鋭い着想が持ち味だ。松尾監督は「若い2人には特に頑張ってほしい。ベテランの東山さんにも期待している」と話した。