青森県は21日、県内で新たに222人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(14日)より3人多い。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」2人も含めた県内感染者数は224人となった。上十三保健所管内と三戸地方保健所管内で、新たに保育施設クラスター(感染者集団)が1件ずつ発生した。

 検査で陽性が判明した222人の居住地別内訳は、八戸市89人、上十三保健所管内59人、弘前保健所管内30人、三戸地方保健所管内19人、青森市16人、五所川原保健所管内5人、むつ保健所管内4人。このうち107人は、感染経路が分かっていない。

 八戸市では、ここ1週間の感染者数が前週の同じ曜日を上回る日が続き、増加の兆しがある。クラスターの発生も相次いでいる。熊谷雄一市長は21日の定例会見で「依然高止まりの感染状況だと認識している」と述べた。1月以降、市内の感染者は30代以下が7割近くを占めていることから「若い世代を含め、希望者は早めに3回目のワクチン接種を受けてほしい」と呼びかけた。

 新たな保育施設クラスターのうち、上十三管内の施設の感染者は10歳未満6人と50代女性1人の計7人、関連も含めると13人。14日から全面休業している。三戸管内の施設では、10歳未満5人と30代男性1人の計6人、関連も含め10人の感染が判明した。21日から一部休業措置を講じている。

 入院者数は前日より5人増えて124人。県の確保病床457床に対する使用率は27.1%に上がった。病床使用率の上昇は6日連続となった。

 県はこのほか、6月上旬の感染者のうち、ウイルス型が確定した4人全員から、オミクロン株の派生型「BA.2」ウイルスを検出したと発表した。